最小付点音符





コールユーブンゲンのNo.27で

トレーニングした付点音符は、


・4/4拍子での付点4分音符
・4/2拍子での付点2分音符

など

拍をこえる長さ、

1拍と半拍の長さの付点音符でした。


No.41では、
さらに小さい付点音符、
拍のなかに収まる
付点音符をトレーニングします。


例えば、

・4/4拍子での付点8分音符
・4/2拍子での付点4分音符

などです。

1拍を4等分した図で表すと
■の分の長さとなります。

│            │            │
│1  2  3  4  │2  2  3  4  │・・
│■■■■■■   │■■■■■■


これらの付点音符は
拍を4等分した4つめの位置で終わり、

休みなく次の音符がある場合、

その音符も、
拍を4等分した4つめのタイミングで始まります。


なので、注意していないと、
切るタイミングや開始するタイミングがズレてしまいます。


どちらかというと、遅くなってしまうより
あわてて、速くなってしまうことが多いでしょう。


これら付点音符が現れたときは、
拍を頭の中で4等分し、

切るタイミング、次の音の発音するタイミングに
気をつけて演奏しましょう。

3つとも8分音符12つだけれども・・・






今回は、12/8拍子、6/4拍子、3/2拍子

の違いについて説明します。


12/8拍子、6/4拍子、3/2拍子は、

3つの拍子ともすべて

8分音符でかぞえると12つの拍子です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


12/8拍子・・・8分音符 X 12

 6/4拍子・・・4分音符(8分音符2つ分) X 6

 3/2拍子・・・2分音符(8分音符4つ分) X 3



しかし、それぞれの拍子は基準となる拍がことなるため、

音符のまとまったグループ、アクセントも違ってきます。


12/8拍子:8分音符が基準で12つ

 6/4拍子:4分音符が基準で6つ

 3/2拍子:2分音符が基準で3つ


それぞれの拍子のアクセントをリズムの原理から考えてみると

以下のようになります。


※リズムの原理:

 ・2等分されたものは、最初の1つは強く、
  残りの1つは弱くなる。

 ・3等分されたものは、最初の1つは強く、
  残りの2つは弱くなる。



12/8拍子

  強
  強           強      
  強     強     強     強    
│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 │


 6/4拍子

  強           
  強           強      
  強   強   強   強   強   強  
│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 │


 3/2拍子、

  強
  強       強       強 
  強   強   強   強   強   強  
│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 │



すべて8分音符が12つですが、

それぞれのアクセントはおおきく異なります。

焦って速めに演奏してしまいがちな音符




これまでは

1拍を2等分したり、

3等分したりしてつくられる音符について

説明してきました。


4/4拍子の場合でいうと

1拍分の長さである、4分音符

半拍分の長さである、8分音符

そして、3連符などです。


今回は、これらよりさらに細かい音符

1拍を4等分した長さをもつ音符について説明したいと思います。


2/4、3/4、4/4拍子での

16分音符


2/2、3/2、4/2拍子での

8分音符などです。



これらの音符の長さは、拍を4等分にした長さなので

演奏するときや練習するとき、

発音するタイミングには気をつけなければいけません。


また、細かい音符なので遅れがちになることが多い

と思われやすいですが


どちらかというと、

焦って速めに演奏してしまいがちになることが多いです。


なので、これらの音符が現れたときは

すこし余裕をもって演奏するとよいでしょう。


次に

拍を4等分したとき、それぞれの音符にどのようなアクセントがつくか?

詳しく確認していきましょう。


ここではわかりやすくするために

拍を4等分したはじめの音符から、

1,2,3,4と呼ぶことにします。

│ 1 2 3 4 ・・・│



まず1拍を2等分した場合、つまり

1番目と2番目の音符のまとまり

3番目と4番目の音符のまとまりのアクセントを考えてみます。



リズムの原理:

 2等分されたもののはじめの1つは強く

 あとのもう1つは弱い


から、はじめのまとまり(1と2)は

あとのまとまり(3と4)より強いアクセントを

持つことになります。


  強    弱 
│(1 2)(3 4) ・・・│ ・・・(1)


次にさらに2等分して考え

1と2の音符の関係

3と4の音符の関係について考えてみます。



同じくリズムの原理から、

1と2の音符、3と4の音符でも

アクセントの違いが生まれます。


  強 弱 強 弱
│ 1 2 3 4 ・・・ │ ・・・(2)



なので、

2つの音符のまとまりでのアクセントの違い(1)と

さらに2つに分けた場合のアクセントの違い(2)をかけあわせると


1つめが一番強く、3つめがその次、

そして、2つめ、4つめがいちばん弱くなります。


  強
  強 弱 強 弱
│ 1 2 3 4  ・・・│ ・・・(3)



とは言っても、拍を4等分してつくられる音符なので

それほどはっきりとした差が生まれるわけでもありません。


しかし、これら4つに分けた16分音符などを演奏するときには

どうしてもつっかかってしまったり、

遅くなったり、速くなったりしてしまうことがあります。


このように不自然な演奏になってしまう場合

これらアクセントを意識してみるとタイミングよく

演奏できることがありますので

心の片隅にこのアクセントの違い留めておくとよいでしょう。

| リズム2

3連符はただ均等に3等分するのではなく





これまで説明してきた音符は

基本的に拍や音符を2分割してつくられる音符ばかりでした。

例えば

4分音符は2分音符を2等分して

8分音符は4分音符を2等分してつくられる音符です。



今回は

音符を3等分することによってつくられる音符、

3連符について説明したいと思います。



3連符は、基本的に、

等分する前の音符より1段階小さい音符で表記し

3とついた括弧(かっこ)でくくります。


例えば

2分音符を3等分してつくられる場合は

3つの音符を4分音符で表記し

3とついた括弧(かっこ)でくくります。



4分音符を3等分してつくられる場合は

3つの音符を8分音符で表記し

3とついた括弧(かっこ)でくくります。



また、2/4拍子の1拍をそれぞれ3分割して

3連符であらわすとリズムの性質から考えれば

6/8拍子とおなじリズムになります。


  強
  強 弱 弱  強 弱 弱  
│(1 2 3)(4 5 6) │



3/4拍子の1拍をそれぞれ3分割して

3連符であらわすとリズムの性質から考えれば

9/8拍子とおなじリズムになります。


  強
  強 弱 弱  強 弱 弱   強 弱 弱
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9) │



同じように4/4拍子の1拍をそれぞれ3連符であらわすと

12/8拍子とおなじリズムになります。


  強      
  強             強
  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱 
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)(10 11 12)│



3連符のタイミングは慣れるまではなかなか難しいものです。


また、2等分されたものと交互にあらわれるとさらに難しくなります。

(8分音符が2つの次に、8分3連音符が3つ続くなど)


楽曲では、メロディに変化を付け加えるために

スパイスとして使われることが多いので

演奏する側はあらかじめその3連符のくる位置を把握して

準備していなければ、遅れがちの演奏となってしまいます。


また、準備しすぎて3連符が機械的に演奏されてしまうと

曲の雰囲気を壊してしまうことにも注意しなければなりません。


そして、曲や演奏スタイルによっては

ただ均等に3等分するのではなく

3つのうち1番はじめの音符を少し長めに取ったり、

もしくは、アクセントをつけたりと曲に合わせて

不自然にならないよう工夫することも大切です。



まずはじめは、均等に3等分する練習をしてから

曲に合わせたタイミング、アクセントを考えて演奏できるように

練習しましょう。


| リズム2

9/8拍子と12/8拍子

6/8拍子は、8分音符3つを2倍することに

よってつくられていました。


それと同じように考えて

9/8拍子と12/8拍子を説明していきたいと思います。


まず、9/8拍子から説明します。


6/8拍子と同じように考えると

9/8拍子は、8分音符3つを3倍することによって

つくられていることになります。


8分音符3つを1まとまりとして考えると

9/8拍子は、3拍子のようなリズムとなります。


│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)│



リズムの原理から考えると

それぞれのまとまりにおいても3拍子と同じように

アクセントの強弱がつきます。


  強      弱      弱
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)│・・・(1)


リズムの原理

 ・3等分されたもののはじめの1つは強く
  あとのもう2つは弱い


また、それぞれのまとまりのなかの8分音符にも

同じようにアクセントの強弱がつきます。



  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱 
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)│・・・(2)


1まとまりにおいてのアクセントと

それぞれ8分音符でのアクセントを組み合わせると


9/8拍子のアクセントは、

 1拍め・・・2倍のアクセント

 2拍め・・・弱い

 3拍め・・・弱い

 4拍め・・・1倍のアクセント

 5拍め・・・弱い

 6拍め・・・弱い

 7拍め・・・1倍のアクセント

 8拍め・・・弱い

 9拍め・・・弱い


となります。


  強      弱      弱
  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱 
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)│・・・(3)




次に、12/8拍子について説明します。


12/8拍子は、8分音符3つを4倍することによってつくられます。


なので、8分音符3つを1まとまりにして考えると

4拍子と同じアクセントとなります。


  強            
  強      弱      強      弱
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)(10 11 12)│・・・(1)


また、9/8拍子と同じように、

それぞれのまとまりのなかの8分音符にもアクセントの強弱がつきます。


  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱 
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)(10 11 12)│・・・(2)


1まとまりにおいてのアクセントと

それぞれ8分音符でのアクセントを組み合わせると


12/8拍子のアクセントは、

 1拍め・・・3倍のアクセント

 2拍め・・・弱い

 3拍め・・・弱い

 4拍め・・・1倍のアクセント

 5拍め・・・弱い

 6拍め・・・弱い

 7拍め・・・2倍のアクセント

 8拍め・・・弱い

 9拍め・・・弱い

10拍め・・・1倍のアクセント

11拍め・・・弱い

12拍め・・・弱い

となります。


  強      
  強             強
  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱  強 弱 弱 
│(1 2 3)(4 5 6)(7 8 9)(10 11 12)│・・・(3)



9/8拍子と12/8拍子はどちらも拍が多く、

それぞれの拍のアクセントがわからなくなってしまいがちです。


しかし、8分音符3つをひとまとまりとして


 9/8拍子は、3拍子のようなもの

12/8拍子は、4拍子のようなもの


として、覚えておくと

アクセントの違いも思い起こしやすくなると思います。


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| リズム2

不完全な小節とアウフタクト

アウフタクトとは、

小節の途中の弱拍のことです。


また、楽曲がアウフタクトから

はじまることによって

先頭の小節がそのアウフタクトからの表記

一部だけの表記になることがあります。


たとえば、

4/4拍子で4拍目のアウフタクトから

始まっているとき

先頭小節が、4拍目だけの

小節になっていることがあります。


そのような一部だけの小節を

「不完全小節」といいます。


不完全小節から始まっている楽譜で注意することは、

最終小節(もしくはセクションの区切り)で

それを補うために不完全小節になっていることに注意してください。


例えば、さきほどの

4/4拍子で4拍目のアウフタクトから始まっている場合であれば

最終小節は、のこりの1〜3拍の「不完全小節」になっていたりします。


先頭の不完全小節と最後の不完全小節があわさって

ひとつの完全小節になります。


コールユーブンゲンで、

アウフタクトのある楽曲をトレーニングしたり、

練習する際には、


1.まず、アウフタクトの前にある強拍から拍子をとりはじめ、

  (4/4拍子で4拍目のアウフタクトから始まっている場合であれば

   1拍目から拍子をとりはじめるということです)


2.そして、タイミングよくアウフタクトにある音符を

  開始できるように注意しましょう。


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| リズム2

日本人が苦手な細かいシンコペーションとは?


以前に説明したシンコペーションは

完全な拍からできるシンコペーションでした。


例えば、4/4拍子などの4拍子で

2拍目と3拍目の音符がタイで結ばれたものや

2分音符のシンコペーション

などです


  強 中 ― ― 弱

│ 1 2 ― ― 4 │


しかし、これらを応用してさらに細かいシンコペーションを

つくることができます。


具体的に言うと、8分音符などの細かい音符をつかい

拍と拍の間のタイミングでおこるシンコペーションです。



2拍子の1〜2拍部分をズームインして見てみましょう。


  強 弱  中 弱

│ 1 1.5 2 2.5 │



2拍子の性質から、アクセントは

1拍目がいちばん強く(強)

2拍目がその次に  (中)

そして、

それぞれの拍を半分に割ったもの(裏拍)は

いちばん弱くなります。(弱)



ここで、1.5拍目と2拍目をタイで結んだ音符や

4分音符などで表現してみるとしましょう。


そうすると、

1.5拍目からはじまる音符は

2拍目の音符のアクセントを持つことになります。


なので、

もともと2拍目の音符が持っていたアクセント(中)のタイミングは

1.5拍目のタイミングに移動することになります。


  強 中 ― ― 弱

│ 1 1.5 2  2.5 │


つまり、このようにちいさな音符であっても

拍を分割していくとアクセントの強弱の差がうまれてくるので

完全な拍からできるものでなくてもシンコペーションは

起こってくることになります。



また、これらのシンコペーションは、リズムに変化をもたらせるので

リズムを重視した楽曲やラップなどで特によくつかわれたりします。

しかし、本来、拍の裏の弱拍のタイミングに強いアクセントが移動されるので

発音のタイミングやアクセントをつける度合いも難しくなります。


日本人がリズムに弱いといわれる理由のひとつが

これら小さい音符によってできるシンコペーションの

リズムをとるセンスが弱い

ということです。


なので、リズムを重視した楽曲の多いジャンルや

躍動感のあるリズムを演出したい方は

これら細かいシンコペーションを積極的にトレーニング、

練習していくとよいでしょう。



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6/8拍子と3/4拍子のちがいとは?

6/8拍子と3/4拍子は、

どちらも8分音符が6つの分の拍子です。


しかし、6/8拍子は6拍子、

3/4拍子は3拍子の拍子です。


これらから、6/8拍子と3/4拍子がどのように違ってくるのか

その関係について確認してみましょう。



まず、6/8拍子から考えてみます。


6/8拍子は、6拍子なので

リズムのアクセントは

 1拍め・・・2倍のアクセント

 2拍め・・・弱い

 3拍め・・・弱い

 4拍め・・・1倍のアクセント

 5拍め・・・弱い

 6拍め・・・弱い

となります。


  強
  強 弱 弱 強 弱 弱  
│ 1 2 3 4 5 6 │



次に3/4拍子を8分音符の単位で考えてみましょう。

1小節に3拍、

そして、それを2分割して8分音符ができるので

8分音符でかぞえると以下の図のようになります。


│ 1 2 3 4 5 6 │


3/4拍子は3拍子のリズムなので

3つの拍のうち、1拍めにアクセントがつきます。

つまり6つある8分音符のうち

1つめにいちばん強いアクセントがつきます。


また、2つめ、4つめ6つめの裏拍のアクセントは、

3拍子の2拍め、3拍めのアクセントより弱くなります。


そうすると

リズムのアクセントは

 1つめ・・・2倍のアクセント(最強)

 2つめ・・・弱い

 3つめ・・・1倍のアクセント(強)

 4つめ・・・弱い

 5つめ・・・1倍のアクセント(強)

 6つめ・・・弱い

となります。


  強
  強 弱 強 弱 強 弱
│ 1 2 3 4 5 6 │


さきほど確認した6/8拍子と3/4拍子を比較してみると・・


6/8拍子

  強
  強 弱 弱 強 弱 弱  
│ 1 2 3 4 5 6 │


3/4拍子

  強
  強 弱 強 弱 強 弱
│ 1 2 3 4 5 6 │


8分音符3つめ、4つめ、5つめのアクセントが違ってきます。


これらの違いを意識せずに演奏してしまうと

聴き手には、その楽曲が6/8拍子なのか3/4拍子なのか

判断がつきにくくなります。


なので、演奏するときには、このアクセントの違いに注意して

演奏することが大切です。



また、楽曲のなかでは、この効果を利用して

途中で6/8拍子と3/4拍子を行ったり来たりして

不思議なリズム感をだしている楽曲もあります。


もしくは、6/8拍子の楽曲を見つけたら2小節置きなど

3/4拍子に変更して練習やリズム遊びしてみると

拍子の感覚を養うのによいかもしれません。


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3/8拍子と6/8拍子のちがいとは?

3/8拍子は、1小節に8分音符3つを持つ

3拍子のリズムです。


なので、リズムの性質は、他の3拍子の

3/4拍子、3/2拍子などと同じとなります。


つぎに、6/8拍子についてですが

その前に6/8拍子の6拍子のリズムについて考えてみましょう。


6拍子は1小節に6つの拍を持つ拍子です。


そして、この6拍子は2拍子を3倍にして

つくられているのではなく


  強 弱  強 弱   強 弱
│ 1 2 │ 3 4 │ 5 6 │


3拍子を2倍にしてつくられています。


  強 弱 弱   強 弱 弱  
│ 1 2 3 │ 4 5 6 │


なので、6拍子のそれぞれの拍子は


6/8拍子は、3/8拍子を2倍したもの

6/4拍子は、3/4拍子を2倍したもの

6/2拍子は、3/2拍子を2倍したもの

となります。


そして、ここでの「2倍の関係」というのは

4拍子が2拍子を2倍したときの

関係と同じです。


つまり

リズムの原理:

 2等分されたもののはじめの1つは強く

 あとのもう1つは弱い

から、

前半のまとまりは後半のまとまりより

強いアクセントを持つことになります。

  強      弱
│ 1 2 3 │ 4 5 6 │・・・・(1)



また、元の3拍子には

1拍目に強いアクセントを持ち、

残りの2つは弱いアクセントを持ちます。

  強 弱 弱   強 弱 弱  
│ 1 2 3 │ 4 5 6 │・・・・(2)


こられの関係を組み合わせると6拍子は

1拍めが一番強く、4拍めがその次、

そして、それ以外の拍が弱くなります。

  強
  強 弱 弱   強 弱 弱  
│ 1 2 3 │ 4 5 6 │・・・・(3)


6拍子のアクセントを箇条書きにすると

 1拍め・・・2倍のアクセント(最強)
 2拍め・・・弱い
 3拍め・・・弱い
 4拍め・・・1倍のアクセント(強)
 5拍め・・・弱い
 6拍め・・・弱い

となります。


なので、3/8拍子と6/8拍子の違いは、

3/8拍子の場合

3拍ごとに強いアクセントが交互につきますが

(強、弱、弱、強、弱、弱、・・)


6/8拍子の場合

3拍ごとにアクセントの強さが異なってくるところです。

(強強、弱、強、弱、強強、弱、強、弱、・・)


6/8拍子を演奏する場合、

これらアクセントの違いに注意して演奏しましょう。


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1.5拍分の長さをもつ音符とは?

これまで説明してきた付点音符は

4/4拍子や3/4拍子の付点2分音符や

4/2拍子や3/2拍子の付点全音符など

3つの拍の長さを持つ付点音符で、

それぞれの音符やそれにつづく音符は

かならず拍の頭でおわり、拍の頭ではじまる音符でした。



ここでは、それらよりもう1段階小さい付点音符について

説明します。


つまり、4/4拍子や3/4拍子の付点4分音符や

4/2拍子や3/2拍子の付点2分音符などです。



これらの音符は、拍で数えると

1拍と半拍分(1.5拍分)の長さの音符なので

拍の途中で発音を止め、

次にくる音符は拍の途中から発音しはじめないといけません。



手拍子などで拍をとる場合、

手を叩いていないタイミングで音を切ったり

開始したりしないといけないので

どちらもタイミングをとるのが難しくなります。



たとえば、1拍目に付点音符があった場合、

2拍めの半分まで伸ばさないといけないのですが

2拍目のあたまで切ってしまうなど、短くなりがちです。


そして、2拍めの半拍に次の音符があった場合、

あわてて早くなったり、

もしくは遅れてしまいがちになりやすいです。



うまくタイミングをとれないときや

はじめのうちは、

半拍のタイミングも手拍子でとるようにして

練習するのがよいでしょう。


4拍子の場合は8回たたく、

3拍子の場合は6回たたく、ということです。



また、小節の最後の拍(4拍子の4拍め、3拍子の4拍めなど)

に来る付点音符の場合


次の小節の1拍めの強拍のアクセントを持つことになり

最後の拍(4拍子の4拍め、3拍子の4拍め)が

強拍となることにも注意しましょう。



(4拍子の例)

元のアクセント 

  強 弱 中 弱  強 弱 中 弱
│ 1 2 3 4 │1 2 3 4 │


4拍めに付点音符がきたときのアクセント

  強 弱 中 強    弱 中 弱
│ 1 2 3 4 − と2 3 4 │



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1拍のなかに2つの音符を詰め込むと・・

コールユーブンゲンのNo.25までの楽曲は

それぞれの拍のなかに、音符は1つだけで

拍より短い音符は出てきませんでした。


4/4拍子の場合でいうと

4分音符は、1拍分の長さ、

2分音符は、2拍分の長さです。



ここでは、1拍より短い音符、

拍を2等分した長さをもつ音符について説明したいと思います。


2/4、3/4、4/4拍子での

8分音符


2/2、3/2、4/2拍子での

4分音符についてです。



これらの音符は、ただ拍を半分にした長さの音符なので

「長さ」について理解する、

知ることはそれほど難しいものではないでしょう。


ただ、時間的な長さが短くなるので

演奏するときや練習するとき、

発音するタイミングには気をつけなければいけません。



しかし、ここで見落としがちなのは、

拍を2等分したとき、リズムにどのようなアクセントがつくか?

という点です。


それらについて詳しく説明しようと思います。



まず2拍子でのアクセントから考えてみましょう。


2拍子は、1小節に2つの拍をもつ拍子です。


リズムの原理からアクセントを考えてみると・・


リズムの原理:

 2等分されたもののはじめの1つは強く

 あとのもう1つは弱い


つまり、1拍めは強く2拍めは弱い、

ということになります。


  強 弱 
│ 1 2 │    ・・・・(1)



そして、これをさらに2等分すると・・

同じくリズムの原理から、

それぞれの拍の中でアクセントの違いが生まれます。


  強 弱 強 弱
│ 1 と 2 と │・・・・(2)


なので、1拍と2拍のアクセントの違い(1)と

拍を2つに分けた場合のアクセントの違い(2)をかけあわせると


1拍めが一番強く、2拍めがその次、

そして、それぞれの拍の半分からはじまる拍(裏拍)がいちばん弱くなります。


  強
  強 弱 強 弱
│ 1 と 2 と │・・・・(3)


シンコペーションなど拍の移動が起こらないかぎり

通常はこのようにアクセントをつけると

リズムの波が生まれてきます。


しかし、アクセントをつけないといけないからといって

あまりにも強弱の違いをつけすぎてしまうと

逆に不自然なリズムになってしまいます。


あくまで自然に聴こえるようにつけるところがポイントです。



このように拍をわけてできる拍を「小拍支」

そして、

それによっておこるアクセントを「小拍支アクセント」と

コールユーブンゲンでは言っていますが


現在では、あまり使われる言葉ではないので

雑学程度に覚えておくとよいでしょう。


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2拍より長い音符をあらわす3つの方法

2拍より長い音符をあらわすには、
いくつかの方法があります。


1.4拍を1つの音符であらわす

ひとつめは、
4拍を1つの音符であらわす方法です。

例えば、

4/4拍子では、
4分音符4つ分の全音符

4/2拍子では、
2分音符4つ分の複全音符

などです。


2.符点音符であらわす


ふたつめは、付点音符をつかって
3拍をあらわす方法です。


付点音符は、点をつけた音符の半分の長さが
付け加えられます。

たとえば、付点2分音符であれば

2分音符の半分の長さ、
つまり、1拍分が付け加えられ、
3拍分の長さになります。

(2分音符の2拍)+(付点の1拍)=3拍


3.タイであらわす

みっつめは、
複数の音符をタイでつなぎ
あらわす方法です。

タイは、
同じ高さの音符で
となりあう音符同士を
つなぐことができます


たとえば、4/4拍子で
3拍めの2分音符と
次の小節の1拍めの4分音符を
タイでつなげると、
3拍分の長さになります。



また、付点音符やタイでつなぐ場合
注意しないといけないのは

後ろの強拍のアクセントが移動することが
あることです。


たとえば、さきほどの「タイ」の例、

4/4拍子で3拍めの2分音符と
次の小節の1拍めの4分音符をタイでつなげた場合、

次の小節の1拍めにある強拍のアクセントが
前の音符とつながることで
前の小節の3拍めに移ります。


付点音符やタイでは、
「時間的な長さ」をまちがえてしまうことは
少ないですが
「アクセントの移動」に関しては
見落としがちになります。


これらの音符が出てきたときには
アクセントがどの拍につくのか
注意しましょう。


楽曲の途中でリズムが区切られるときとは・・

リズムとは
一定時間に往復する規則的な運動
と説明しました

音楽では、楽曲のなかで繰り返される
強拍と弱拍の繰り返しなど
「音の時間的な長さ」の集合体です。


なので、通常は
楽曲が終わると同時に
そのリズムも終わることになります。


しかし、とても短い楽曲でない限り
ほとんどの楽曲では
楽曲の途中に「リズムの切れ目」が
あります。

この切れ目は、音楽をわかりやすく
そして聴きやすくするためにあり
メロディの合間にでてくる
ブレス(息継ぎ)の箇所もそれにあたります。


そして、それは、たいてい2〜4小節、6小節ごとで
区切られることが多く、

2小節で区切られると、「2小節リズム」
3小節で区切られると、「3小節リズム」
4小節で区切られると、「4小節リズム」
6小節で区切られると、「6小節リズム」

といいます。


どこがリズムの切れ目か判断することについては

切れ目が休止符担っている場合はとてもわかりやすいでしょう。

しかし、かならず休止符で区切られる
と決まっているわけではありません。

休止符でないところでも
切れ目になっている箇所もありますので

それらも見分けられる、
聞き分けられるようになることが大切です。


わかりにくい場合、
いったん声に出して歌ってみると
わかりやすいかもしれません。


また、演奏する立場としては
これらの切れ目を聴いているひとたちにも
わかりやすく演奏することがたいせつなのですが、

逆に音楽が止まってしまうほど
切り離さないようにも注意したほうがよいでしょう。

楽曲としてのつながりは、維持したまま
区切るというのが重要なのです。


なので、演奏する場合には、
あらかじめ、どこにリズムの切れ目が
あるのか把握しておき

はっきりと区切るけれども
自然に聴こえるように心がけるとよいです。


追伸:リズムの切れ目に関して、
ブレス(息の切り方)の規則についてを補足しておきます。


ブレス(息の切り方)の規則:
ブレスはたいてい、リズムの切れ目で息を吸います。

しかし、長い区切りなど、どうしても息が持たなくて
リズムの途中で息を継がないといけない場合、
弱拍の前で息を継ぎます。

また、例外としてリズムの流れが乱れない場合、
長い音符のあとで息を切ってもよいです。


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