音程の転回(まとめ)





2つの音があって、

それらが上下反対の関係になることを

「音程の転回」といいます。


今回は、1オクターブの中で

さまざまな音程が転回した場合

どのような音程になるか、

どのような関係となるか、

についてまとめたいと思います。



まず、おおまかに説明すると、

転回した場合の音程は以下のようなの関係となります。


1.転回前と転回後の音程が足して「9」となる音程となる


2.完全音程の場合は、完全音程のままだが、

  それ以外の音程では、長⇔短、増⇔減が逆になる。


たとえば、2度音程の場合

・長2度を転回すると短7度

・短2度を転回すると長7度

となります。


転回前の音程「2」と転回後の音程「7」を足すと「9」となります。

そして、長音程は短音程に、短音程は長音程に、逆になっています。


これらを踏まえて、3度音程以降をまとめると・・・


・長3度を転回すると短6度

・短3度を転回すると長6度


・完全4度を転回すると完全5度

・減4度を転回すると減5度


・完全5度を転回すると完全4度

・減5度を転回すると減4度


・長6度を転回すると短3度

・短6度を転回すると長3度


・長7度を転回すると短2度

・短7度を転回すると長2度


のような関係になります。



これらの規則を覚えておくと楽譜を読むときや

コード理論を学ぶとき、

編曲(アレンジ)などをするときに便利です。




 【転回のポイント】


 1.転回前と転回後の音程は足して「9」となる音程

 2.完全音程の場合は、完全音程に
  それ以外の音程では、長⇔短、増⇔減が逆になる。


                   「コールユーブンゲン解体新書」


7度音程の転回






2つの音があって、

それらが上下反対の関係になることを

「音程の転回」というのですが、


今回、7度音程はなれた2つの音を転回した場合について

説明したいと思います。


例えば、わかりやすくするために

ピアノ鍵盤真ん中の「ド」と

上に7度音程はなれた「シ」を転回した場合で考えてみましょう。



まず、下にある「ド」の音を1オクターブ(8度)上げると

上にあった「シ」の音とは2度はなれた関係となります。

 
       ド
   シ →   シ

 ド


次に、下の「ド」の音はそのままで

「シ」の音を1オクターブ(8度)下げてみると

同じように2度はなれた関係となります。


   シ 

 ド   → ド
         シ



このようにさまざまな音で調べていくと


7度音程は、転回されると必ず2度音程に

逆に

2度音程は、転回されると必ず7度音程に

なることがわかります。



さらにくわしく、

長7度や短7度の場合で調べてみると・・


・長7度を転回すると短2度

・短7度を転回すると長2度

逆に

・長2度を転回すると短7度

・短2度を転回すると長7度


の関係になることがわかります。



覚え方は、

1. 7度は2度に、2度は7度になる
   (足すと9度)

2. 長・短は逆になる

とおぼえておくとよいでしょう。


次回は「音程の転回」についてまとめたいと思います。


ジャズやボサノバ、ブルースでよく使われる音程

音階(スケール)のなかで

ある音から7番目の音までの音程を

「7度音程」といいます。


たとえば、

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」のなかで


「ド」と7番目の「シ」の音程、


また、「ド」からでなくても

「レ」とその音から7番目の上の「ド」の音程についても


「7度音程」となります。



そして、7度音程には

「長7度」と「短7度」の2種類があります。



半音11つ分の音程が「長7度」

半音10つ分の音程が「短7度」です。



ハ長調の音階での

長7度(半音11つ分)がつかわれている音程は


「ド−シ」

「ファーミ」


の2つです。


短7度(半音10つ分)がつかわれている音程は


「レ−ド」

「ミーレ」

「ソーファ」

「ラーソ」

「シーラ」

の5つです。


また、長7度は、不協和音ですが

ジャズやボサノヴァではよく使われる

メジャー・セブンス・コードの

根音(ルート)と七度(7th)の音程です。


短7度は、ブルースでよく使われる音程です。

楽曲のなかにこの音程がでてくると

黒人音楽のような感じがします。

6度音程






音階(スケール)のなかで

ある音から6番目の音までの音程を

「6度音程」といいます。


たとえば、

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」のなかで


「ド」と6番目の「ラ」の音程、

また、「ド」からでなくても

「レ」とその音から6番目の「シ」の音程についても


「6度音程」となります。



そして、6度音程には

「長6度」と「短6度」の2種類があります。



半音9つ分の音程が「長6度」

半音8つ分の音程が「短6度」です。



ハ長調の音階での

長6度(半音9つ分)がつかわれている音程は


「ド−ラ」

「レ−シ」

「ファーレ」

「ソーミ」

の4つです。


短6度(半音8つ分)がつかわれている音程は


「ミード」

「ラーファ」

「シーソ」

の3つです。

| ハ長調(Cメジャー) その2

6度音程の転回(長短3ロクのルールとは?)

2つの音があって、

それらが上下反対の関係になることを

「音程の転回」といいますが、


今回、6度音程の転回について考えてみたいと思います。


例えば、

ピアノ鍵盤真ん中の「ド」と

上に6度音程はなれた「ラ」を転回した場合で考えてみましょう。



まず、「ド」の音を1オクターブ(8度)上げると

3度はなれた関係となります。

 
       ド
   ラ →   ラ
 ド


次に

「ラ」の音を1オクターブ(8度)下げた場合を考えると

同じように3度はなれた関係となります。


   ラ 
 ド   → ド
         ラ



このようにさまざまな音で調べていくと


6度音程は、転回されると必ず3度音程に

逆に

3度音程は、転回されると必ず6度音程に

なることがわかります。



さらにくわしく、

長6度や短6度の場合で説明すると


・長6度を転回すると短3度

・短6度を転回すると長3度

逆に

・長3度を転回すると短6度

・短3度を転回すると長6度


の関係になります。



覚え方としては、

1. 6度は3度に、3度は6度になる

2. 長・短は逆になる

としておぼえておくとわかりやすいでしょう。



4度音程や5度音程の転回とおなじように

これらの規則を覚えておくと

楽譜を読むときやコード理論を学ぶとき、

編曲(アレンジ)など、

特にコーラスやホーン・セクションのボイシングを

するときに便利です。

5度音程が転回されると必ず・・


2つの音があって、

それらが上下反対の関係になることを

音程の転回といいます。


例えば、

ピアノ鍵盤真ん中の「ド」と

上に5度音程はなれた「ソ」の場合で考えてみましょう。


「ド」の音を1オクターブ(8度)上げると、

「ド」は「ソ」の音より高くなります。

 
       ド
   ソ →   ソ
 ド


もしくは

「ソ」の音を1オクターブ(8度)下げると

「ド」は「ソ」の音より高くなります。

   ソ 
 ド   → ド
         ソ


このようなとき

音程が転回されたといいます。


そして、

5度音程が転回されると、必ず4度音程になります。


同じように

4度音程が転回されると、必ず5度音程になります。



さらにくわしく、

完全5度や減5度の場合で説明すると


・完全5度を転回すると完全4度

・完全4度を転回すると完全5度


・減5度を転回すると増4度

・増4度を転回すると減5度


の音程になります。


これらの規則を覚えておくと楽譜を読むときや

コード理論を学ぶとき、

編曲(アレンジ)などをするときに便利です。

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| ハ長調(Cメジャー) その2

ある音から5番目の音までの音程を・・

音階(スケール)のなかで

ある音から5番目の音までの音程を

「5度音程」といいます。


たとえば、

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」のなかで


「ド」と5番目の「ソ」の音程、

また、

「ミ」とその音から5番目の「シ」の音程は


「5度音程」となります。



そして、5度音程には

「完全5度」と「減5度」の2種類があります。



半音7つ分の音程が、「完全5度」

半音6つ分の音程が、「減5度」です。



完全5度は、

同時に鳴らすと協和してきれいな響きになります。

逆に

減5度は、不協和音で「濁った和音」となります。


減5度は「増4度」とまったく同じ音程で

「トライトーン」とも呼ばれます。



ハ長調の音階での

完全5度(半音7つ分)がつかわれている音程は

「ド−ソ」

「レ−ラ」

「ミ−シ」

「ファ−ド」

「ソ−レ」

「ラ−ミ」

の6つです。


減5度(半音6つ分)がつかわれている音程は

「シ−ファ」

の1つです。


完全5度音程は、音程の中でも

いちばんわかりやすい音程です。


なので、音程がよくわからないはじめの頃などは

この完全5度音程から練習してみるのもよいでしょう。


また、減5度音程は逆に音程をとるのが難しい音程です。


音程をとるコツとしては、完全5度音程をまずイメージし、

その半音下の音として、音程を把握するとよいでしょう。


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| ハ長調(Cメジャー) その2

「完全4度」と「増4度」

音階(スケール)のなかで

ある音から4番目の音までの音程を

「4度音程」といいます。


たとえば、

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」のなかで


「ド」と4番目の「ファ」の音程、

また、

「ファ」とその音から4番目の「シ」の音程は


「4度音程」となります。



度数を数えるときは数え始める音もいれて数えます。



そして、4度音程には

「完全4度」と「増4度」の2種類があります。



半音5つ分の音程が、「完全4度」

半音6つ分の音程が、「増4度」です。



完全4度は、

同時に鳴らすと協和してきれいな響きになります。

逆に

増4度は、不協和音で「濁った和音」となります。


また、増4度はポピュラーミュージックでよくつかわれる

セブンス・コードの一部で

「トライトーン」とも呼ばれる重要な音程です。



ハ長調の音階での

完全4度(半音5つ分)がつかわれている音程は

「ド−ファ」

「レ−ソ」

「ミ−ラ」

「ソ−ド」

「ラ−レ」

「シ−ミ」

の6つです。


増4度(半音6つ分)がつかわれている音程は

「ファーシ」

の1つです。


完全4度音程を練習するときは

半音7つ分の完全5度音程と間違わないように注意しましょう。


また、増4度音程は音程をとるのが難しい音程です。

完全4度音程が正確にとれるようになってから、

その半音上の音として、音程を把握してもよいでしょう。



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